新城(しんしろ)城

2017年8月14日撮影


◆別名:

 

◆所在:

新城市西入船76

 

◆交通:

 

◆歴史:

天正3年(1575年)武田勝頼率いる甲州軍勢が長篠城を攻囲するが、これに耐え切った奥平信昌は、荒廃した長篠城をあきらめ、翌、天正4年(1576年)に徳川家康の命により、伊那街道の抑えの城として新城城を築いた。

 

天正18年(1590年)家康の関東移封に伴い、池田輝政が吉田城へと入場。新城は池田家家臣の片桐半右衛門が城代となるが、半右衛門は石田城を築城して本拠としたため、新城城は廃城となった。

 

慶長5年(1600年)池田輝政は姫路城主となったため、新城は天領となるが、その後、緒川城の水野分長や鈴木隆政などの支配を経て、菅沼定実が新城へ入封。新城城跡に陣屋を構え、明治維新を迎える事となった。

 

◆現在:

新城小学校一帯が城跡であり、校内には土塁と城址碑が残されている。